カフェに入った。
「ねぇ、美空話ってなに?」
―2人に言わなきゃね
私は、重い口を開いた。
「私ね、2人に言わなきゃいけないことがあるの…あのね…わ、私ガンなの。」
「う、うそ…」
「本当かよ…」
2人は、言葉を失っていた。
私は、下唇を噛んで涙が溢れるのを我慢した。
「そっそれ、でね…あとっいきっ生きられても、余命1年なんだ…っごめん、ね。」
「もう、いいよぉ…そんなっに泣いたっら、私まで…」
「美空…ツラかったな…俺、彼氏失格だな。」
「今まっで、黙っててご、ごめん…ね…?」
泣いている私を静かに2人は、抱き締めてくれた。
そして、
3人で落ち着くまで泣いた。