マー君2(原作)

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「な、なんだよ! その血は!」

一樹は勢いよく七恵から離れた。

七恵は俯いたまま、動かない。

「誰のだっていいじゃん。それより答えてよ。

私のこと、どう思ってるの?」

「お前! どうかしちまったのかよ!」

一樹は動悸が早くなるのを感じた。

やばい、やばい!

どうなっている?

なんで七恵が。

いや、まさか−−。

「七恵、お前も・・・・・・感染しているのか? マー君に」

「・・・・・・わからない。ただ私は、私は一樹に−−」

七恵が両手で顔を挟み、独り言を呟き出す。

私は、私は、私は−−。

ずっと同じ言葉を呟いている。

一樹はどうしていいかわからず戸惑っていると、すぐ近くからサイレンの音が聞こえてきた。

さっきから聞こえていたこれは、七恵を探していたのか。

バラバラだったパズルのピースが繋がっていく。

公園の外に一台のパトカーが止まり、二人の警官が降りてくる。

彼らは真っ直ぐこっちにやってくる。

その間も七恵は狂ったように「私は、私は」と呟いている。

「お、おい! 七恵警察が・・・・・・」