マー君2(原作)

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「俺は、どうしたいんだろう」

一樹は学校を途中で抜け出し、校門外を歩いていた。

今は教室にいづらいし、屋上に美代が来ないとも限らない。

もしそうなったら−−。

「俺は−−」

ふとズボンのポケットの中で何かが暴れる。

一定の間隔で振動する携帯を取り出すと、素早くカバーを開く。

『新着メール一件』

美代だろうか?

最初に何故その名前が浮かんできたかわからないが、メールを開くとその浅はかな考えは消え失せた。

「またか・・・・・・」

メールは黒の仮面からだった。

仕方なく内容を読むと、案の定さっきのことについて触れていた。



何故、あんなことを言った?

信じなければ、この惨劇を止めることができないと言ったはずだ。

僕を信用していないのか?



「信用してないかー」

一樹は校門寄りの壁に背を預けてメールの文を打ち込んだ。

校門の外は狭い街道になっており、大型車両一台通れるかどうかという所だ。

背の高い塀に囲まれているせいで、一層狭く感じる。
登校時間はこの辺りは地獄と化する。