まだ間に合う!
俺が皆を救うんだ。
俺が−−。
母さんは言った。
俺を守ると。
だから今度は−−。
「俺が守る」
「本当に?」
突然、声が聞こえてきた。
一樹は勢いよく体を起こし、その声の正体を探した。
その声の主は目の前にいた。
「なんだ、恭介か」
恭介は興味なさそうにフェンスに近づき、背を預けた。
「話は聞いたよ。なんか気が立ってるみたいだね。美代ちゃんに手を上げたなんて」
もう噂が広まったのか。
それもそうだ、学校一の優等生が女子に手を上げたのだ。
奴らにとってこれ以上とない、ネタ話だ。
一樹は大きくため息をつき、恭介に言った。
「お前も俺が嫌いになったか?」
「論外だね」
恭介は腕を組み、空を見上げた。
「僕はホモにはなりたくないね」
「ホモね、笑えるな」
一樹は気を取り直して、空を見上げる恭介に聞いた。
「なぁ、恭介。お前は繋がりってもの、信じるか?」
「とりあえず、信じると言葉を使っている所から間違ってるよ」
恭介は顔を下ろし、冷たい眼差しで一樹を見据えた。
「繋がりっていうのは、口に出さなくてもわかるものさ。本当に繋がっているなら、わかるもんさ」
俺が皆を救うんだ。
俺が−−。
母さんは言った。
俺を守ると。
だから今度は−−。
「俺が守る」
「本当に?」
突然、声が聞こえてきた。
一樹は勢いよく体を起こし、その声の正体を探した。
その声の主は目の前にいた。
「なんだ、恭介か」
恭介は興味なさそうにフェンスに近づき、背を預けた。
「話は聞いたよ。なんか気が立ってるみたいだね。美代ちゃんに手を上げたなんて」
もう噂が広まったのか。
それもそうだ、学校一の優等生が女子に手を上げたのだ。
奴らにとってこれ以上とない、ネタ話だ。
一樹は大きくため息をつき、恭介に言った。
「お前も俺が嫌いになったか?」
「論外だね」
恭介は腕を組み、空を見上げた。
「僕はホモにはなりたくないね」
「ホモね、笑えるな」
一樹は気を取り直して、空を見上げる恭介に聞いた。
「なぁ、恭介。お前は繋がりってもの、信じるか?」
「とりあえず、信じると言葉を使っている所から間違ってるよ」
恭介は顔を下ろし、冷たい眼差しで一樹を見据えた。
「繋がりっていうのは、口に出さなくてもわかるものさ。本当に繋がっているなら、わかるもんさ」


