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学校に着いてからも、一樹は落ち着かなかった。
母親に追求されたこともあり、あれ以降警察に連絡していない。
そもそもこの社会のシステムは脆すぎる。
何か自身に危険が及ぶと、すぐ警察を頼る。
もし警察が敵だとしたら?
そんな考えもなしに、事件が起きたらとりあえず警察。
この考えは浅はかすぎる。
黒の仮面−−。
マー君が復活したか定かではないが、現に感染者が現れてきている。
母さんも−−。
一樹は机の上で頬杖つきながら、ぼーと外を見つめていた。
休み時間独特の騒がしさが、教室を満たしている。
しかし、それは時に耳障りで、気分を害する。
晴天下の日を存分に浴びている校庭は、数人の生徒の笑い声に満ちている。
今日も飽きずにサッカーに興ずる学生達。
何が面白くてあんなにはしゃぎまくるのだろうか?
彼らは何も知らないから、あんな自然に笑えるのか。
何も知らないから。
ふと風が吹き、笑い声が止まる。
何故かサッカーをしている少年達が、こっちを見上げている。
サッカーを中断して。
一樹は息を飲んだ。
自分に向けられている白い仮面に。
いつの間にか、サッカーをしていた少年達の顔に白い仮面がはめられていた。
学校に着いてからも、一樹は落ち着かなかった。
母親に追求されたこともあり、あれ以降警察に連絡していない。
そもそもこの社会のシステムは脆すぎる。
何か自身に危険が及ぶと、すぐ警察を頼る。
もし警察が敵だとしたら?
そんな考えもなしに、事件が起きたらとりあえず警察。
この考えは浅はかすぎる。
黒の仮面−−。
マー君が復活したか定かではないが、現に感染者が現れてきている。
母さんも−−。
一樹は机の上で頬杖つきながら、ぼーと外を見つめていた。
休み時間独特の騒がしさが、教室を満たしている。
しかし、それは時に耳障りで、気分を害する。
晴天下の日を存分に浴びている校庭は、数人の生徒の笑い声に満ちている。
今日も飽きずにサッカーに興ずる学生達。
何が面白くてあんなにはしゃぎまくるのだろうか?
彼らは何も知らないから、あんな自然に笑えるのか。
何も知らないから。
ふと風が吹き、笑い声が止まる。
何故かサッカーをしている少年達が、こっちを見上げている。
サッカーを中断して。
一樹は息を飲んだ。
自分に向けられている白い仮面に。
いつの間にか、サッカーをしていた少年達の顔に白い仮面がはめられていた。


