マー君2(原作)

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一樹は学校に向かって走った。

美代は学校にいる。

何があったかわからないが、美代を助けに行かなくては。

「助けてほしいのは、俺も同じなんだけどな」

一樹はふと笑う。

警官はまいたが他にどこにマー君信者がいるかわからない。

逃げてもだめなら−−。

「立ち向かうだけだ」

俺は信じる!

皆を。

もう誰も傷ついてほしくない。

美代、七恵、誠、恭介−−。

「俺が馬鹿だった。確かに誰が感染しているかわからない。

それでも信じなければ何も変わらない。俺は信じてみたい。

絆という物を。

偽りの仮面なんて関係ない! 俺が−−ぶち壊してやる!」

携帯を強く握りしめ、学校に通じる道へと走る。

夜の街は静かだ。

一樹の走る足音しか聞こえない。

どこの家も明かりが灯っていない。

街灯だけが寂しく狭い夜道を照らす。

一樹は追っ手が来てないか確認しながら、走るスピードを上げる。

いつマー君信者が現れるかわからない。

手遅れになる前に手を打たないと。

何故マー君が消えた今マー君信者が増えているかはわからないが、今は蘇ったと考えるべきか。