『お前は、どうしてここにいる?』
あの時の問いの言葉。幻聴のようで、やはり本当に口にされていた言葉。
答えは何処にある。戦場にいるかという問い。彼は生きる事を実感するためと言った、殺し合いこそ人が生きる道。己が生きているのだと実感できる瞬間だと。
だがショウは否定した。
そのような在り方がある事の否定ではなく、それが人間すべての生きるという事だという意味を。その心は、この戦場には似つかわしくないとガイアは思う。
そのために聞きたい、答えをもらいたい。
どうして此処にいるのか、と。
「――俺は、どうして、此処にいる、か」
傷は塞がりかけても、その苦痛は常に彼と共にある。刻一刻と命が失われた事を実感し、けれど治っていく息吹を感じる余裕はない。さながらキロメートルを全力疾走した後の状態か、荒い呼吸は整う事を知らず不定期に吹き続けた。
その答えを、すべてが待っていた。
黒竜王でさえ、数多の雑兵たちでさえ、星の奥で稼動し続けるバルザック・アザトースでさえ。
ふと、苦しそうだった顔が笑みに歪んだ。
自嘲気味に、一体何を嗤ったというのか。
あの時の問いの言葉。幻聴のようで、やはり本当に口にされていた言葉。
答えは何処にある。戦場にいるかという問い。彼は生きる事を実感するためと言った、殺し合いこそ人が生きる道。己が生きているのだと実感できる瞬間だと。
だがショウは否定した。
そのような在り方がある事の否定ではなく、それが人間すべての生きるという事だという意味を。その心は、この戦場には似つかわしくないとガイアは思う。
そのために聞きたい、答えをもらいたい。
どうして此処にいるのか、と。
「――俺は、どうして、此処にいる、か」
傷は塞がりかけても、その苦痛は常に彼と共にある。刻一刻と命が失われた事を実感し、けれど治っていく息吹を感じる余裕はない。さながらキロメートルを全力疾走した後の状態か、荒い呼吸は整う事を知らず不定期に吹き続けた。
その答えを、すべてが待っていた。
黒竜王でさえ、数多の雑兵たちでさえ、星の奥で稼動し続けるバルザック・アザトースでさえ。
ふと、苦しそうだった顔が笑みに歪んだ。
自嘲気味に、一体何を嗤ったというのか。



