水上亮太は何も見えていなかった。あまりにも近すぎて、あまりにも遠い場所にいる、そんな錯覚しか感じていないから。
ランサー、と彼の名前を呼ぶ。
少しだけ咳き込んで、やはりいつも通りに返す。
例え、その身が血に塗れていようと。
幾重にも重ね結わえた触指が、巨大な矢となって飛んだ。
白天使のレナを穿つため。
その射線上には亮太の機体があった。手を引いていた亮太の機体は、必然的に巻き込まれてしまう。その事に、最初に気付いたのはランサーだった。
赤い閃光となって飛来する、回避の忠告も何もかもが手遅れと、理解する前に機体を動かしていた。意識してないのに、盾になろうと二人を弾き飛ばし。
結果。
彼の機体は大破した。
コクピット部分に、巨大な刃が生えていた。
ランサー、と彼の名前を呼ぶ。
少しだけ咳き込んで、やはりいつも通りに返す。
例え、その身が血に塗れていようと。
幾重にも重ね結わえた触指が、巨大な矢となって飛んだ。
白天使のレナを穿つため。
その射線上には亮太の機体があった。手を引いていた亮太の機体は、必然的に巻き込まれてしまう。その事に、最初に気付いたのはランサーだった。
赤い閃光となって飛来する、回避の忠告も何もかもが手遅れと、理解する前に機体を動かしていた。意識してないのに、盾になろうと二人を弾き飛ばし。
結果。
彼の機体は大破した。
コクピット部分に、巨大な刃が生えていた。



