感じた恐怖には、必ずショウが付き纏っていた。
初めて見た瞬間、感じた恐怖は今までにない脅威から。
自らの内にいる存在を失ってしまうと、無意識に思ったから恐怖した。
心細かった事は事実、ショウを呼ぶ事に踏み出せなかったのは認識できなかった恐怖。理由は同じく、失う事が怖かったから。
どうして連れ出す事が出来よう。
どうして一人で行ってしまった事に、心配と不安を消せずにいられなかっただろう。
そうだ。戦う事が怖かったんじゃない、あれとの戦いでショウを失う事が怖かった。
だからこそ、こんなにも憤っている。
奪われた事が恐怖を通り過ぎ、混沌とした感情の中で怒りが芽生え始めていた。
同時に、空しさも。
戦ってどうなるの。
あの人はもういない、この人間たちのために戦うつもりにも、なれない。
彼の友達、守ってあげたい。
仇を討ってあげたい。
その後は? 仇を討って、また逃げる。
どうせ逃げるなら戦わなくてもいいじゃない、不毛な戦いはしないで、そうして逃げてきた。
また逃げればいい。
また同じ事を繰り返せばいい。
初めて見た瞬間、感じた恐怖は今までにない脅威から。
自らの内にいる存在を失ってしまうと、無意識に思ったから恐怖した。
心細かった事は事実、ショウを呼ぶ事に踏み出せなかったのは認識できなかった恐怖。理由は同じく、失う事が怖かったから。
どうして連れ出す事が出来よう。
どうして一人で行ってしまった事に、心配と不安を消せずにいられなかっただろう。
そうだ。戦う事が怖かったんじゃない、あれとの戦いでショウを失う事が怖かった。
だからこそ、こんなにも憤っている。
奪われた事が恐怖を通り過ぎ、混沌とした感情の中で怒りが芽生え始めていた。
同時に、空しさも。
戦ってどうなるの。
あの人はもういない、この人間たちのために戦うつもりにも、なれない。
彼の友達、守ってあげたい。
仇を討ってあげたい。
その後は? 仇を討って、また逃げる。
どうせ逃げるなら戦わなくてもいいじゃない、不毛な戦いはしないで、そうして逃げてきた。
また逃げればいい。
また同じ事を繰り返せばいい。



