叶わなくても好きなんです


そのまま最後の授業を受けて放課後。

うきうきしながら靴箱で蓮を待つ。

すると、後ろから頭をぽんっとされた。
振り向いたら笑顔で蓮が立っていた。

「行こっか♪」

「うん!」

あたしたちは昔に戻ったように他愛のない話をしながら帰った。

スーパーにもよった。

家に着く直前。

「莉都って、今日教室で一緒にいたコのこと好きでしょ?」

ーーーどきっ

心臓が大きな音を立てた。

「え?!な、なんで???」

「昔からわかりやすすぎなんだよ、莉都は。」

ははっと蓮は笑う。

ばれてたのが恥ずかしくて
否定しようとすればするほどボロがでて
結局認めざるを得なかった。