「どうしたの?」

「今日の放課後、莉都の家でご飯らしくて、お使い頼まれたから一緒に行かないかなって思って」

優しく笑う蓮。

「うん。一緒にいく!」

蓮は小さい頃から家が隣で
お兄ちゃんみたいな存在。

最近はあんまり喋れてなかったから
ちょっと嬉しい。

キーンコーンカーンコーン

「わ、次移動だった!じゃ、放課後ね!」

ひらひらと手を降りながら蓮は帰って行った。