自転車をこいで約5分。
コンビニについた。

自転車をとめて中に入ろうとした。

すると……。
どこかで見覚えのある顔。

あ!!
アイツ、今日俺にぶつかってきたやつじゃん。

ちょうどいい。

俺はアイツが座ってるベンチに座ることにした。

それで俺は声をかけた。

「おぃ。」
ちょっとビビらせるのもおもしろいか??
するとアイツは、
「い、井上翔!?」
 ふふっ
おもしれぇーじゃん。
すっげぇ驚いた顔をしてる。
「悪いか。」
「てゆーかお前さぁ…人にぶつかっといてそんでなんにもおごらねーで1人で堂々とうまいもん頬張って…。」
「す、すいません。なに飲みます??」
 ふふふっ
テンパってやがる。おもしれぇー
「もぉいい。」
俺はアイツが飲んでいた缶ジュースに手をのばした。
それでまぁ関節キスってもんをした。

このくらいは全然余裕。
「ちょ、ちょっと!!」
焦ってる。
「もぉやめてよね!!」
「は?だってお前が悪いんだろーが」

このくらいで焦ってるってことは……。
 
   恋愛経験0だな。

俺、コイツのこと………気に入った。


そこで俺の口からとっさにでた言葉…

それは。

「俺が恋愛ってもんを教えてやろーか?」