「じゃぁ里美っ♪楽しんできて♪」
「ど、どうしたの?語尾に音符なんか付けちゃって…」

なんか未咲が変だよーぅ。

「まぁまぁ、いいから!早くいきなよ!翔待ってるんじゃないの?」
「あーぁ待ってるかもー!行ってくるね~」
「行ってらっしゃい♪」


私は下駄箱のほうに向かった。


「里美!おっせぇよ。」
「ご、ごめん。」

未咲とちょっと話してたら遅くなっちゃったぁ…
ちょっと怒ってるのかな…?


「行くぞ。」
「う、うん!」

でもなんだかんだ優しい翔君…。