私達はいろんな乗り物に乗って楽しんだ。

でもそろそろ私の足が限界…。

そんなのお構いなしに先に進む翔君…。

「ま、待って!」
翔君に私の声が届くように大きな声を出した。
「ん?どうした?」
良かったぁー!翔君気づいてくれた。

「しょ、翔君!足がね……」
「あーぁ!靴擦れしてんじゃねーかよ。」

そう言って翔君は近くにあったベンチに連れて行ってくれた。


「いっ……たぁー!」
「バカか、お前は!」
「ごめんなさいね…!」
「まったく。しばらくここで休むか」
「ごめん…。」

翔君に悪いことしちゃったな…。

「あんま凹むなよ。顔にでてっぞ。」
「え…!あ、ごめん。」
「謝んなよ。俺、飲み物買ってくる。」
「う、うん。」

右足が靴擦れしちゃった…。
右の靴を脱いで足を眺めてると……。