「なに乗る?」
「別に俺はなんでもいい。」
「あっ!じゃぁさぁー!」
私は観覧車を指差した。
「行くぞ。」
翔君(←やっぱ慣れない。)は私の手を引っ張った。
なんだかその手はすっごくあったかかった。
さんざん翔君には振り回されたけど…
いいとこだってたくさんあるってわかったよ。
未咲は、冷たいから女の子が翔君から離れてくって言ってたけど…。
……それは、女の子のほうが翔君の中身も知らずに付き合ってるだけ。
翔君はなにも悪くないんじゃないのかな?
「おぃ。なにボーっとしてんだよ。観覧車、乗りてーんだろ?」
あぁ。ついつい考え込んじゃった…。
「う、うん!いこっ!」
やっぱり優しいじゃんか…。
私、決めた。
ちょっとでも翔君の中身を知るって。
「お前、高いとこ平気なの?」
「え!あ、うん。大丈夫だよー!」
____約15分となっております。楽しんできてください。
「うわーぁ。観覧車とか久しぶりー!」
「お前マジ子供みてーだな。」
いいもんっ!まだ、子供…だしっ!!
「15分間…なにする?」
「え??」
ちょ、ちょ、なにをいってるの??
「だからなにしよっか。」
そう言いながら翔君は不適な笑みを浮かべた。

