大好きなあなたへ

私と彼が付き合い始めたのは昨年の文化祭。
文化祭の当日、吹奏楽部である私たちは、演奏があるため大忙しだった。
1日目が終わり、なんとか店を回れるようになったとき。
部活のミーティング後、解散直前に彼は私に話しかけてきた。
「朱莉ちゃん、後で聞きたいことがあるんだけど、14:00くらいに別棟に来てもらえる?」
別棟とは音楽室などがある割と古めの校舎だ。
「はい、わかりました」
快く私は返事した…でも。
(えっえっ呼び出しくらったっ!ヤバイ私なにやらかした!?人の少ない別棟だと、誰も助けに来てくれない…!)
心の中で超絶焦りつつ、彼に笑顔を向けて集合時間までとりあえずなんとか友達とすごした。