『そっか……。おう!俺、花田智希!よろしく』
「あっ、うん!よろしく!私は『着いたよ!駅!』
「え?あ!ほんとだ!!!!!」
『じゃあ、俺こっちやけん。帰り気をつけりーね!』
「え!あ、ありがとう!本当に助かった!」
『おう。またな』
「うん!あ、野球、次も頑張って!」
『うん。ありがと』
そう言って智希は私とは反対のホームへ降りていった。
嬉しい。嬉しい、嬉しい。智希とまた再会出来た。また話を出来た。
『またな』ってそう言っていた。
『ばいばい』って言われなかった事が、すごく小さな事だけど、そんな些細な事が、すごく嬉しかったんだ。
そして、今までに無いほどの胸の高鳴りを感じていた。

