10年越しの再会


が、すぐに逸らした。

「あっ、えっと…あの、道が分からなくなって………」

あの合わせたら吸い込まれてしまいそうなほど澄んだ瞳。ずっと合わせていたらどうにかなってしまいそうだった。

『駅に行きたいん?』

「へ?あ、はい!駅に向かってて…」

『そ。俺も駅向かうけんついてきー』

「ほんとですか!ありがとうございます!」

た、助かったぁ………!!!!

『ちか、敬語やなくていいけん!俺たち同い年ぐらいやろ?』

「え!あ、はい!あ…うん」

『ははっ!何言いよるん!いくつなん?』

「えっと…高3」

『なんや!タメやん!』

「あ……そ、そっか…」