3回の表で未だ“0-0”。 私達の学校が守りをしている。 つまり木村くんが投げている。 『ストライーク、バッターアウト!』 『きゃーっ!大雅くん最高〜!』 彼は好調だ。そして綾のテンションも好調だ。 そして私は 「……眠い。」 ポカッ! 「ったい!何するん!」 『大雅くんが頑張ってんのに寝るとか絶対許さんけんね!』 綾さん、殺気がでちょりますがな…… 「……うっす」 瑞希さん、精一杯応援させていただきます。