───ドンッ!! 「……!?」 胸のあたりに大きな衝撃が走った。 間宮が俺にぶつかったと気づくまでに1秒。 そして、ふたりのからだが傾くまでにかかる時間も1秒。 「おいっ……」 あわてて間宮をかばおうとし、ぎゅっと抱き寄せた。 ───ドサッ!!!!!! そして……そのまま俺たちは、勢いよく準備室の床に倒れた。