そして、白川の手元の書類に視線を移す。



「それ、生徒会のお仕事? お疲れさま! ふふ、がんばり屋さんの美砂ちゃんには、由梨のマンゴーカルピスあげちゃう♪」



市井はにっこり笑って紙パックのマンゴーカルピスを白川の机に置いた。



「ありがとう。ちょうど喉渇いてたの」



白川はマンゴーカルピスを口にする。市井はうれしそうだった。