でも、先生だけはちがった。 わたしに……優しい言葉をかけてくれた。 それが忘れられなくてうれしくて、わたしは先生を追うようにして彼が顧問をつとめる歴史研究部に入った。 ……そこでもなぜか優等生だのなんだの言われて、部長になってしまったけれど。 そして……わたしは、先生の新たな一面にふれていくことでやがて自覚をもちはじめる。