だけど……先生を、「とっても優しい人なんだな」と感じたことだけは覚えている。 先生は最後までプリントをまとめる手伝いをしてくれた。 きっと、先生だってたくさん仕事があったはずなのに。 ……いつもわたしに「手伝うよ」なんて声をかけてくれる人はいなかった。 だって、みんなの瞳に映るわたしは「完璧な優等生」だったらしいから。