抱きしめられた萌は俺の耳もとに口を近づけた。



熱い吐息が耳にかかる。



その甘さにクラッとしそうになるのをおさえて萌の言葉を待つ。



そして、萌はささやいた。



「あたし……俺様な数学教師に初恋しちゃいました」




ーENDー