「なんで? どうしてよ、萌、幸せそうだったのに……」 「うん、実はね……」 あたしはケンカの原因を話した。 ケンカというよりは、気まずくなったっていうほうが近いかもしれないけど。 「そ、そっか……」 話し終えると美織ちゃんは驚いていた。