《慎二side》



───……
───────……



月曜日。



俺はただただ後悔にさいなまれていた。



……なんであのとき強引にでも萌と話をしなかったんだろう。



ちゃんと話していれば、萌につらい思いをさせるにしろ少なくなったかもしれないのに。



しかも、あのキスのとき白川を拒めなかった。