きっと、デートかなんかでこの遊園地に来て、白川が別れ話を出した瞬間キレたのだろう。 「……やっぱり、わたしが愛しているのはひとりだけだったんです」 白川は俺の目を見て言った。 俺にはわかる。これから言われることが。 それを聞いてはいけないとからだが警告を出すが、止められない。 「あの人を愛せばこの想いも消えるかもって思いました。でも、諦めきれません」