「みっ、美織ちゃっ……くるしっ……」



必死に苦しいことを伝えようとしても、美織ちゃんは離してくれない。



でも……こんなによろこんでくれてうれしいな。



「萌、あんたはすごいよ! ホントにホントに! わたしまでうれしくなっちゃうよ!」



「うんっ、ありがとう!」