「だって、あの呼び出し……どうせ校内の先輩からとかのでしょ? いくら神谷先生を呼んだからって、やっぱ萌をひとりで行かせるべきじゃなかったかなって」



ホントにごめんね、と言いながらもう1回謝る美織ちゃん。



「ううん、大丈夫だったよ〜! だからそんなに謝らないで? 神谷先生も来てくれたし……」



「……先生が? ああ、よかったぁ……」



美織ちゃんはうれしそうだった。



そこであたしは、昨日のことをすべて話す。