《慎二side》 ───…… ───────…… 信じられない。キセキみたいだ。 間宮を送っていった帰り。 俺は車の中で、ただひたすら間宮のことを考えていた。 ずっと俺の片想いだと思ってた。 間宮みたいな可愛い子が俺みたいなオッサン相手にしてくれないだろうって。