「いや、白川が史料に目を通してるなんて珍しいなと思って」 彼女はいつも仕事か勉強をしていたから。 「……わたしだってたまには見ますよ。もともと歴史好きですし」 「へえ、そうなのか」 白川って歴史好きだったのか。初耳だ。 なんか白川って歴研に入ってくるときただ入ってきた感じだったから、そういえばどうしてこの部活に入ったのかなんて訊く暇はなかったんだよなぁ。 「……もう、知らなかったんですか。……本当、慎二さんは不真面目ですね」 ……ゾクッ!!