不意打ちだからドキドキせずにはいられないし! うわーっ、もうどうしよう! 繋いでる手から先生にあたしのドキドキが伝わりそうで怖い……。 「「キャ───ッ!!!!」」 「……へっ!?」 あたしたちがグランドに出ると、いきなりあちこちから悲鳴のような叫び声があがった。