お題は、と……えっと、『異性の先生』……? 「……」 えっと、だれを連れて来ればいいの? 異性の先生だったら、担任の横井先生とか? ちょこっとだけ考えたあと、あたしは走りだす。 「横井先生ー!!」 人混みの中をかき分けて先生を探した。