バカだ、何考えてんだよ俺。あいつは生徒だぞ? そう自分に言い聞かせ、シアタールームに入る。 もうそこは暗くて、スクリーンには何かの映画のコマーシャルが流れていた。 しんとしていて、こちらは人が少ない。 指定された席に座る。 暗いのをいいことに、里奈が俺の右腕に自分の腕を絡ませてきた。