せんぱ… 宏太!!! わたしのこえを遮って大きな声が 教室に響いた 寝ぼけたような顔のままあの先輩が 起き上がる ん…、お、佐渡…はよ… 大きな声の先輩に答える そこでやっと二人の先輩は私に気づいた あ、さっきの子…プリント大丈夫だった? ごめんね、押し付けちゃって お礼しようと思って待ってたんだけど 寝ちゃった 神様、私はいま夢をみているのでしょうか? 私、あの先輩と話してます!!!