そして、太郎は考えました。

この花は、どこへ行くのだろう。

おじいさんとおばあさんが住むあの村へ流れて行くだろう。

でもその先に何があるかは、

皆目見当がつきませんでした。

でもきっとそこには新しい何かが

待っているに違いないと思いました。