桃から生まれなかった桃太郎

キジは言っていた。自由は広い。

果てしがない。たとえ飛べても端には行けつけないと。

ずっとずっと向こうに飛んでいったあと、糸の切れた凧はどうなるのだろう。

もっと遠くへ、流されるままに飛んで行く。

それは、どんなに元に戻りたくても、糸を手繰り寄せることができないということでした。

それは自由だろうか。

自分はそんな自由がほしいのだろうか。