「っ!」


がばっと勢いよく起きる


「っはぁっはぁ」


朝の光が窓に差し込む


爽やかな朝なのに肩で息をする


「なんだったんだ 一体」


俺は何か大切なことを忘れているような気がする


「あの人は...」


分からない 何も思い浮かばない


ただひどく懐かしい声だった