片想いから途中下車

「はい、休憩終了ー」


うちの学校の顧問がそういい、ユウマくんたちも休憩を終えた。


「ひなー、これで測って」


涼太くんから渡されてたのはストップウォッチ。


何かはかるのかな?


え、競争?


練習をまじまじみてると、それっぽい。


あ、ユウマくんはやいのかな。


キャプテン候補なんだし。


「成谷ー、先生方にアクエリだしてきてくれないか」


うぇー……。


なんて心の声に蓋をして、


「はーい」