「彼方、お前だけは仲間だと思ってたのに…」 落胆する祐介の声が聞こえたけれど、 俺にとって点数なんてどうでも良くて。 担任の「席につけー」という声を聞きながら、 俺は短くため息をついて、机に突っ伏した。 「夏休みの過ごし方」について話している 担任の声なんて、すでに浮かれている このクラスには誰の耳にも届いていない。 ……夏休み、か。