君と、紙飛行機。






「今はだいぶ発作も少なくなったんだけどね。私、喘息が酷くて、小さい頃から入退院ばっかりだったんだ」


「……そっか」


「まぁ、そのせいでお母さんも心配性だから、激しい運動はしちゃダメ!ってずっと言われてたの」


「じゃあ何で今日…」


「あー……本当は体調悪かったからダメって言われてたんだけど、楽しそうだから勝手に参加しちゃった!」


「はっ!?」





彼女は「帰ったら怒られるだろうな~」と、


笑いながら言っていた。


わりと破天荒な彼女に驚いていると、


彼女は急に俯いてしまった。




「私のワガママで発作起こして、彼方くんに迷惑かけちゃったよね…ごめんね……」




笑ったり、急に落ち込んだり、彼女はとても忙しい。