君と、紙飛行機。






俺の唐突な質問に、彼女はしばらく言葉を探していた。




「初めて…だったから、かな?」


「……え?」


「え?」


「え、何が?」


「バスケ」


「……はっ!?」





一瞬、自分の耳を疑った。


予想外の答えに唖然とする俺に


なぜか爆笑している彼女。





「えっ、マジで?」


「ふふっ…彼方くんの反応っ」


「いや、普通驚くだろ…」


「だよね~っ」




いつの間にか、俺は彼女の隣を歩いていて。


彼女は笑っているのに、


俺にはどこか悲しげに見えた。