君と、紙飛行機。







「ねぇ彼方~、航平が…って、柚!?」


「マユっ…先生呼べ!大至急っ!!」


「えっ…あ、うんっ」




マユが先生を呼びに行ってる間、


俺は自分のジャージを彼女にそっとかけて。


「大丈夫だから」と、彼女に言っていた。


そんなの、自分に言い聞かせていたものだけど。




「っ…ケホっ…ごめっ…ね」


「無理して話さなくていいから…」




彼女の呼吸がすごく苦しそうで、


なんだか自分まで息が苦しく感じた。




その後すぐに、先生たちが駆けつけてきて。


彼女は保健室に運ばれた。