君と、紙飛行機。





「……もう、平気なの?」


「ごっ、ごめんね彼方くん……ただの貧血というか…ちょっと疲れてて…っ」




俯きがちに謝る彼女は、


なんだかいつもより小さく見える。


すると、ばあちゃんが部屋に入ってきて


彼女に麦茶を差し出した。




「今日は一段と暑かったからねぇ、歩いて帰るのは大変でしょ」


「あっ、いえ…ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした…」


「迷惑もなんも!また遊びに来て、ばあちゃんの話し相手になっておくれ」