君と、紙飛行機。






「ごーめん、いつの間にか寝てたみたい」


「陽平と陽菜、迷惑かけなかったか?」


「柚のこと、すっかり気に入っちゃったみたいで…いつも以上に元気だったよ」


「2人とも柚ちゃんの服掴んでるしっ」




寄り添うように寝る3人。


その寝顔は、まるで天使だった。




マユに体を揺すられ、


彼女はようやく目を開けた。


みんなで「おはよう」と言うと、


布団で真っ赤になった顔を隠してしまった。




「えっ…待って、えっ!?」


「ちょ、柚ちゃん落ち着いて」


「もしかして…寝顔、見られてた?」


「柚の寝顔、可愛かったよ~っ」




真っ赤になる姿も、焦る姿も、


何もかもが新鮮だった。


表情豊かな彼女は、やっぱり俺とは正反対だ。