「いやだってよぉ、引っ越しの挨拶に来た人いたんだぜ?1クラスしかないんだから、ほぼ確定だろ」


「俺的に可愛い女子がいーなーっ」


「えー男子が良くない?超イケメンのっ」




祐介とカズの話でみんなが


盛り上がっている中、ふと外に視線を移す。


そこには雲ひとつないの青空が広がっていて、


眩しすぎる太陽は今日も健在のようだ。




……海、行きてーな。




なんとなく、そんなことを考えていると


急激な睡魔に襲われた。


俺は机に突っ伏し、しばらく眠ることにした。