私が泣きながらそう言うと、蓮は私を抱きしめた。
それを押し返すことはしなかった。
温かくて、安心した。
「好きだから、大事にしたいんだよ…」
蓮の声がすごく優しかった。
「一緒に寝たら手ぇ出したくなるし、キスしたら止まらなくなりそうで…優は嫌かもしんねぇって思ったら無理だった。一緒にいれるだけでも幸せだって思ったから」
そんな風に…思ってくれてたなんて。
私、バカだねやっぱり。
全然わかってなかった。
「蓮、ありがとう。私…蓮のこと、好き。俳優としてじゃなくて、1人の男性として蓮のこと好きだと思ってる」
今まで素直に言えなかった言葉を言った。
こんなに好きだったの、私。

