俺様に溺愛されて




すると、

「蓮斗、まだ終わってないぞ」


というカメラマンの声がしたと思ったら目の前に誰かが立った。


蓮だった。




「蓮…」


私が声を出した時、蓮が私の腕を掴んで立たせた。


えっ…何?!


そのまま奥に連れて行かれて…





連れて来られたのは誰もいない部屋。
楽屋…っていうのかな?



蓮はドアを閉め、そこにもたれた。




「何、考えてんの」




低い声は蓮がイライしている証拠。





どうして怒ってるの…?
わからない。わからないよ。


蓮はどうして私と一緒にいるのかわからない。





「…黙ってたらわかんねぇだろ?」



急かすように舌を巻く蓮が怖くて、俯く私。



そんなに怒らなくてもいいのに。




そもそもどうしてこんなに詰められなくちゃいけないのか分からないし。




「ずっとそんな顔してんのかよ。つまんなそーにしてんのかよ」




あぁ…
感情が顔に出てたのか。