俺様に溺愛されて





その後、拓人さんとユウジさんはなぜか嬉しそうで「おめでとう」なんて言ってきた。



うん…おめでとうな気もするし、何だかよく分からない気もするし。




とりあえず…突然私と蓮は恋人同士になったのです。












蓮は、



「この事はマスコミには言わねぇから安心しとけ」


と、言った。
そりゃそうだよ…
もし世間にしれたら何言われるか分からないし、蓮の人気にも影響しちゃいそうで怖いもん。




そういえば、蓮って21歳なんだよね。
年齢的にはそうでもないんだけど、蓮目の前にするとすごく大人だし…セクシーすぎる。
色気がプンプンしてるもん。










BARを出た後、なぜか蓮と2人で歩いているのだが。



「サングラス…しないんですか?」




帽子はかぶってるのに、サングラスはしていない蓮。



「敬語やめろよ。変」



「あ、は…うん」



って、返事になってないって。
サングラスしないとちょっと分かるよ?



「サングラスしたら…?」



いくらもう暗いからって無防備すぎない?



「嫌」



嫌って…



「バレたらどうするの?」



バレないなんて保証はないよね?




「大丈夫。それに、サングラスしてたら優の顔ハッキリと見えねぇだろ?」



そう言って、私を抱きしめる蓮。
ちょ…不意打ちすぎる!!!




「れ、蓮は…私の事気に入ってくれてるの?!」