「え・・・?
あの彼が・・・葵の弟・・・!?」
“葵”・・・、これが准一のお姉ちゃんの名前。
何度も家を行き来し一緒に遊んだ仲なのに、私は今まで准一のお姉ちゃんの名前を知らなかった。
そして准一から話を聞くまで、信明と付き合っていた事も知らなくて・・・。
「葵さん・・・っていうんだ?
名前までは知らなかったけど・・・。
実はね、准一から聞いてたんだ。
お姉ちゃんが・・・“銭函海岸”で―――」
「ッ・・・!!」
信明の表情に力が入る。
きっと彼は、葵さんが亡くなった時の事を思い出した。
あの彼が・・・葵の弟・・・!?」
“葵”・・・、これが准一のお姉ちゃんの名前。
何度も家を行き来し一緒に遊んだ仲なのに、私は今まで准一のお姉ちゃんの名前を知らなかった。
そして准一から話を聞くまで、信明と付き合っていた事も知らなくて・・・。
「葵さん・・・っていうんだ?
名前までは知らなかったけど・・・。
実はね、准一から聞いてたんだ。
お姉ちゃんが・・・“銭函海岸”で―――」
「ッ・・・!!」
信明の表情に力が入る。
きっと彼は、葵さんが亡くなった時の事を思い出した。

